ウェルネス探求

自分にとって心地よい人生を送るために

10年ぶりに上海を訪れて②

ほかの国とは全く異なる中国旅では、自分なりに感じたことや思ったことがたくさんあって、帰国後に改めて思うことも多々ある。

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 万全の準備をしていったつもりが、やはりスムーズにはいかないのが中国。事前準備は例えば…

・アリペイと(念のために)WeChatPayにクレカを紐づけておく。使い方もある程度リサーチ。

・(中国で何度かクレカを使うと不正利用と勘違いされてブロックされる可能性があるという情報を見たので)カード会社に電話して渡航中はセキュリティレベルを下げてもらう。

・(Googleマップはあまり機能しないと聞いたから)中国の地図アプリ「高徳地図」もダウンロードして、そこで行きたい場所にマーク。

・(ビザ免除で行ったので)次の渡航先情報をひと通り紙で印刷。

・eSIMを買って設定。

VPNも準備。

中国は何度か行ったことがあったけど、ひとり旅では初めてだったこともあり、「中国ムズイ」と心の中で(いや、もはや声に出して)何度も言った記憶がある。

 

規制や監視という言葉を聞くと、なんだかがんじがらめな感じがするけど、実際に行ってみると結構ゆるいところもあって、それが息抜き要素につながっているのかなと感じた。

 

渡航前は、信号無視をすると、監視されていて顔が晒されるといった情報を目にしてビビっていたけど、普通に信号無視をしている人を何人も見たし(もちろん顔も晒されてない。場所によっては顔が晒されるんだろうか)、地下鉄に乗るときは毎回荷物検査があったけど、何か言われても中国語だから理解できず「へ?」って2回くらい言うと「もういいわ」って感じで行かせてくれたし(笑)

逆に言うと、日本だと絶対確認しそう。

実際に行ってみないとわからない空気感ってやっぱりある。

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そして、これまで色々な国に行ったけど、個人的に中国、特に上海が一番日本に近い印象を受けた。

訪日外国人の人々が日本の印象について、「道端にごみが落ちていなくてきれい」とか「英語はあんまり通じないけど親切」とか言ってくれているのを何度か目にしたけど、それらは上海にも当てはまると思った。

歩きタバコの人はまだ普通に見かけたけど、清掃員の人がいるから街はとってもきれいだし、英語はほぼ通じないけど自分が関わった人たちはみんな親切だった。

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(朝に散歩がてら食べに行った小桃園の咸豆花。豆腐に薄口の醤油だれ?と海苔、ザーサイ、桜海老などがかかったもの。豆腐と店員さんのやさしさに癒やされた)

 

皮肉にも「Please talk softly(柔らかい口調で話しましょう)」って書いてるカフェの店員さんが一番言い方キツめでびっくりした(笑)

 

昔に比べて順番抜かしをする人もすごく減ったと思う。日本人が中国人に対して持つネガティブなイメージは、今や一部の人々(特に中高年層)によるものな気がした。若者はひたすら静かにスマホを見ていて、グイグイくるイメージも全くなかった。当たり前ながら、どんどん時代とともに変わっていくのを感じた。

 

と、次回もこんな感じでダラダラと書いていきます。