ウェルネス探求

自分にとって心地よい人生を送るために

落ち込んだときは人生全体に視野を広げる

私は、基本ひとり自宅で仕事をしています。人と接することは好きだけど、毎日人と関わることは苦手ということもあり、この働き方を選んでいます。

フリーランスだとしても、当たり前ながら人とまったく関わらずに仕事することはできません。メールやチャットでのやり取りは、自分が言葉を発する前に考える時間があるから大丈夫ですが、オンラインミーティングはとっても苦手です。

昔は、言い方がきつかったり、すぐにイライラしたり愚痴をこぼしたりすることがあって、そうした行動の後には気持ちがスッキリするわけもなく、いつも「あんなこと言わなきゃよかった」「あんなこと言って失礼だったかな」と後悔して落ち込んだりしていました。

そんな自分が嫌で、人に対してもっと思いやりをもって、心穏やかに過ごしたいと思うようになりました。そして、そうなるように心がけてきた。

自分ひとりでいるときや、お互いをよく知る身内と過ごすときは、比較的心を穏やかに保てます。

でも、慣れない環境に身を置いたときや慣れない人と接したときに、嫌な自分がひょこっと出てきたりするのです。これまで蓄積されてきたものは、そう簡単には消えないことを痛感します。

そして「すべての悩みは対人関係によるもの」って本当そうかもと。この言葉は、ベストセラー本『嫌われる勇気』に書いてありました。

そして昨日、オンラインミーティングがあったのですが、苦手な環境で変にカカってしまって、空回りはするし、言い方が悪かったかなぁと後で気になるしで、全然うまくいかなかった。少しは変われたと思っていたけど、全然変われてない自分に気づかされました。

『嫌われる勇気』には、自分の課題と相手の課題があると書かれています。自分がしたことに対する相手の評価は相手の課題であって、自分が気にすることじゃない。わかるんですけど、自分に向けられたものを気にしないようにするのってそう簡単なことじゃないんですよね。やっぱり、ミーティングが終わった後は、無能だと思われたんじゃないかとか、あんなこと言わなきゃよかったとか思って、落ち込みました。自分の課題・相手の課題を心に留めて、少しずつでも自分に落とし込めていけたらいいな。

この著書にも、これらを習慣化するには、長い時間が必要だと書かれています。

ある意味悟りを開いたような人にはすぐになれなくても、とりあえず今のこの気持ちをなんとか消化して次に進まなければなりません。

そんなときに心がけたいのが、その出来事だけじゃなく自分の人生全体に視点を向けること。落ち込むことがあると、その出来事だけに焦点をあてて考え込んでしまいます。そのことにさえ気づかないくらい無意識レベルで。でも、ハッと気づいて人生全体に視野を広げると、少し気持ちが楽になる。

でも落ち込んでいるときに視野を広げるのって、自分だけでは難しい。そんなとき、私はアファメーションを活用します。以前のブログでも紹介しましたが、視野を広げるように言葉で誘導してもらえると、それを聞くだけでも少し楽になります。

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人との関わりや仕事など、さまざまな場面でうまくいかないときは誰にでもあると思います。そこでの学びは今後に活かしつつ、落ち込む気持ちをできるだけ持ち越さないよう、いろいろな方法を試して自分に合った対処法を見つけていけたらいいなと思います。