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フリーランスで海外企業から仕事をもらうメリット・デメリット

前回のブログでは、フリーランスで海外企業から仕事をもらう方法についてご紹介しました。

今回は、フリーランスで海外企業から仕事をもらうメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。

このメリット・デメリットは、さまざまな条件によって異なります。私個人の経験から感じたことを書いているので、すべての海外企業に当てはまることではありません。参考程度にどぞ。

メリット

1. 給料を外貨で支払ってもらえる

2. 日本企業よりも単価が高い(特に欧米企業の場合)

3. 単価を交渉しやすい

4. 日本人相手よりも言葉遣いや言い回しを気にせずにやり取りできる

5. インボイス制度の登録申請が不要

デメリット

1. 円高になった場合に給料を日本円にすると低くなる

2. 時差によって仕事の依頼を逃すことがある

3. 日本に比べて対応やメールの返信が遅い場合があり、問題解決に時間を要する

今思いつくことをざっと書いてみましたが、ご覧のとおり個人的にはメリットの方が多いと思っています。

メリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

メリット&デメリット1. 給料を外貨で支払ってもらえる

これは為替のレートによってメリットにもデメリットにもなるため、まとめてご紹介します。給料を外貨でもらうことは、現在のような円安の場合、恩恵しかありません。しかし、円高になった場合は、自動的に給料の額が下がります。

私も8年間フリーランスで働いてきて、通貨によっては円高になったときもありました。でも、円高があまりにも進んだ場合には、その旨をクライアントに伝えて、単価を見直せないか交渉することができます。実際、私はそれで単価(そのときは時給でしたが)を上げてもらうことができました。健全な企業であれば、検討してもらえると思います。ただし、それによって、自分の単価がほかのフリーランサーより上がり、仕事の依頼が減ってしまうリスクはあります。なので、大幅な単価アップを求めるのではなく、程よい金額を提示したり、ある程度柔軟に対応できる態度を示したりすることが大切かなと思います。

メリット

2. 日本企業よりも単価が高い(特に欧米企業の場合)

これは、職種によって変わるかもしれませんが、翻訳業界では個人的に海外企業のほうが単価が高い印象があります。特に欧米の大企業や欧米の大企業をクライアントに持つ下請け会社(これについては前回のブログをご参照ください)は、単価が高い傾向にあります。単純に会社の資産規模が違うので、おのずと予算も変わってきますよね。

一方、アジア圏の下請け会社は、たとえ欧米の大企業をクライアントに持っていたとしても、提示される単価が低い傾向にあると思います。

これは勝手な推測ですが、税金対策としてEU圏の国の下請け会社に依頼する企業と、予算を低く抑えるためにアジア圏の下請け会社に依頼する企業の違いなのではと思っています。

また、日本を含むアジア圏の企業に比べて、欧米の企業は全体的に健全な労働環境を整えようとする姿勢がみえます。

3. 単価を交渉しやすい

これは、上記の健全な労働環境にもつながる話ですが、海外企業の場合、特に最近では企業側から単価を提示するのではなく、「あなたの単価はいくらですか?」と聞かれることがほとんどです。そして、その単価がよければ承認されますし、高すぎれば断られる、もしくは「これくらいまでなら払えます」というように提示されます。

日本人の場合、お金に関して自分から交渉していくことが苦手だという人が海外に比べて多いと思いますが、海外企業を相手に仕事をするのであれば、しっかりと交渉しましょう。よければラッキー、だめならしょうがないという気持ちで、交渉するのはタダですから。とはいえ、あまりにも高い金額を提示した場合は、交渉の話になる前に断られることがあるかもしれないので、初心者の方はネットなどで相場を確認してバランスを取りましょう。

4. 日本人相手よりも言葉遣いや言い回しを気にせずにやり取りできる

これは日本語以外、主に英語でやり取りする場合に当てはまります。英語以外はわからないので、言語によって当てはまるかどうかは変わってくるかもしれません。

仕事の場面では、日本人というだけでメールなどの言葉遣いや言い回しを気をつける必要があるのに、それがクライアントとなれば尚更です。敬語にしても、この表現は失礼にならないかなど気にしていると、メール文を作るだけで時間が取られたりします。フリーランスで案件ベースの仕事をしている場合、メールにかける時間は無給ですよね。私はいろいろと気にしてしまう性格なので、メール1つ書くのにも内容によっては時間がかかってしまいます。

もちろん、英語にも丁寧な言い方・カジュアルな言い方があり、使い分けることが大切ですが、日本語ほど種類が多くないと思います(~くださる、~いただく、~なさるとか色々多すぎる…)。そして、海外の場合、仕事のメールであっても、結構フランクなやり取りが多かったりします。これは相手の出方をみて合わせたり、それよりも少し丁寧な表現にしたりするとよいでしょう。

個人的に、あまりに下手(したて)に出すぎるのはよくないと思っています。謙虚さは大切ですが、あまりに謝りすぎる人は距離がなかなか縮まりにくい気もします。ついつい謝りすぎてしまう人は、本当に自分が謝らないといけないのか一度考えるとよいかもしれません。海外の人とよく接する方ならわかると思いますが、びっくりするくらい謝られません(笑) それはそれでどうなんだと思いますが、毅然とした態度で不必要に謝りすぎないことも大切だと感じます。

5. インボイス制度の登録申請が不要

最後にして結構大きなメリットだと思うのがこれです。インボイス制度については、ややこしくてきちんと説明できる自信がないので、参考になりそうなこちらの記事をご覧ください。

税金については、日本に住んでフリーランスで働いている場合は、クライアントが海外企業であっても、もちろん確定申告で所得税を納付しなければなりません。でも、海外企業はそれぞれの拠点地に税金を納めており、日本に税金を納めていない(日本の課税事業者ではない)ので、そうした企業をクライアントに持つフリーランサーインボイス制度の登録申請を特に行う必要はないと思います。

ただし、契約している海外企業に日本支社があり、その日本支社から支払いが行われるのであれば、話は別です。日本支社は日本の課税事業者になるため、登録申請を検討しなければならないでしょう。

デメリット

続いて、私が思うデメリットについてご紹介します。1.はメリットとまとめて書いたので、省略しますね。

2. 時差によって仕事の依頼を逃すことがある

これも主に欧州に拠点を置く企業とお仕事をする場合に当てはまることですが、時差があると、寝ている時間にお仕事依頼のメールが届く場合があります。クライアントがあなただけに依頼している場合は問題ありませんが、複数のフリーランサーに依頼している場合、早い者勝ちになることがあるので、海外に住むフリーランサーに先に取られてしまうことがあります。これは、ある程度の諦めが必要かなと思います。

たまに、「フリーランスで働くといつ仕事が来なくなるかわからないから、きた仕事はすべて受ける」という人を目にします。「今月は収入が少ないから」などの理由で一時的に行うことはあるかもしれませんが、それが通常になってしまうと体がもたなくなると思うし、生産性も下がる気がします。多少受けられない仕事があってもしょうがないと思う気持ちも健全な生活を送るために必要だと感じます。

3. 日本に比べて対応やメールの返信が遅い場合があり、問題解決に時間を要する

これはクライアントによりますが、日本や海外に関係なく、対応やメールの返信が遅い人っていますよね。割合的に考えると、今までの経験上、やはり海外のほうが多いんじゃないかなと思います。最近では、対応が遅くて困るということはほとんどないのでとても助かっていますが、過去には海外送金がうまくいかずに対応にも時間がかかり、、ということがありました。「急ぎの案件」と言われて急いで返信したのに、全然返事がこなかったり(笑) おおらかな気持ちを心がけて、相手に合わせるのではなく、自分軸で動くようにすると過度にイライラすることもなく過ごせるような気がします。

最後に

今回は長くなってしまいましたが、私がいま思うメリット・デメリットをご紹介しました。私は、前述のとおりいろいろ気にしてしまう性格ということもあり、海外企業とお仕事をするほうが自分に合っていると感じます。そして何より今は円安なので、ありがたくその恩恵を受けています。ぜひ誰かの参考になる日がくればうれしいです。

フリーランスで海外企業から仕事をもらう方法

円安が進む中、外貨で収入を得たい、日本企業よりも単価の高い海外企業から仕事を獲得したいという人は多いのではないでしょうか?

私は現在、複数の会社と契約してお仕事をいただいていますが、そのほとんどが海外企業です。基本的に支払いは日本の銀行の外貨預金口座に外貨で振り込まれます。

海外企業とお仕事をするので、メールのやり取りができるくらいの英語力は必要になります。英語での履歴書(CV)の提出を求められることもあるでしょう。とはいえ、最近は翻訳ツールや英文作成ツールがとても優秀なので、それらを駆使すれば英語が十分に話せなくてもメールのやり取りくらいなら不可能ではないでしょう。この機会に、ビジネス英語を学ぶのもいいかも。日本人を求めている企業では、日本語が話せる方がいる場合もあります。

ということで、ここからが本題。海外企業からお仕事を得るために、私が活用しているのは「LinkedInです。

現在、10億人のユーザーがいるらしいので、すでに多くの方が知っているかもしれません。

LinkedInはビジネスに特化したSNSです。お仕事を探す側の個人はFacebookのようなプラットフォームに自分の経歴などを掲載しておきます。その経歴を見て、条件が合いそうだとなれば、LinkedInを活用している企業の採用担当者などから仕事のオファーメールが届きます。もちろん、自分で求人情報をチェックして応募することも可能です。

私は約7年前にマレーシアで出会った友達に教えてもらい、今では契約しているクライアントの多くが、LinkedInを通じてつながった企業です。

LinkedInは、グローバルに活動する企業が多く利用している印象があります。海外の大企業はほぼ使っているといっても過言ではありません。

海外企業に比べると多くないように感じますが、日本企業も利用しています。海外企業の日本支社などは多く見られますね。

フリーランスであれば、住む場所は問わないというケースが多いので、世界中の企業から仕事を探すことができ、逆に企業側も世界中から人材を見つけることができます。 なので、日本企業の採用担当者で外国人の方を採用したいという方にもおすすめです。

もちろん、自分が携わりたい企業が明確にある場合は、定期的にその企業のウェブサイトから求人情報をチェックするといいでしょう。私も、実際に気になる企業があり、その企業のウェブサイトから求人情報を見つけて応募し、今もお仕事をいただいているクライアントがいます。

ただ、ここで注意したいのが、自分が働きたい企業が大きければ大きいほど、すべての業務を自社で担っていない場合がほとんどだということです。

どういうことかというと、たとえば、あなたがライターだとします。大手企業Aのウェブサイトに掲載される記事を書きたいと思っても、大手企業Aが記事制作を別の制作会社Bに委託している場合があります。そして、制作会社Bからフリーランサーにその仕事を依頼することがあるんです。

依頼の流れとしては、大手企業A → 制作会社B → フリーランサーという感じです。なので、大手企業Aのために記事を書くフリーランスのライターを募集する場合は、大手企業Aではなく制作会社Bが求人情報を出します。そうなると、大手企業Aのウェブサイトで求人をチェックしていても、いつまでたってもその情報が出てくることはありません(大手企業Aの社員としてライターの仕事をする場合ではなく、あくまでフリーランスとして働く場合です)。

そして下請け会社(ここで言う制作会社B)は、求人情報の掲載時点でクライアント(ここでは大手企業A)の名前を開示できないことが多いので、最初は仕事内容などに記載されている業界の情報などから推測していくしかないです。でも、これは通常の求人サイトと同様、問い合わせれば、教えてもらえる場合があります。

という感じで、話が少しずれてしまいましたが、これまでの経験上、こうした下請け会社も多く利用している印象があるので、まだLinkedInを利用したことがない方は、試してみる価値ありだと思いますよ。

私の推しのちきりんさん

ちきりんさんのことを知ってから正直まだ日は浅いですが、ちきりんさんのX投稿ブログを読んだり、Voicyを聴いたりするたびに、新しい視点に触れることができて、ちきりんさんって本当にすごいなと日々思っています。

Voicyの最新回↓でも、テレビは「受容的」に、ネット動画は「能動的」に見に行くメディアというお話をしていて、なるほどとまた一つ新たな視点に出会いました。まだ聴いてない人はぜひ聴いてほしい。

ちきりんさんの書籍↓を読んでから、自分で考えることやアウトプットの大切さを学びました。

ほかにも素晴らしい本がたくさんありますが、この『未来の働き方を考えよう』は2015年に発売されたもので、約10年前にもうこんなことを思っていたの?とその先見性に驚かされます。

2011年に発売された『ゆるく考えよう』もとても面白かった。今読んでも全然違和感なく読めるってすごいですよね。「日本が目指すべき国はイタリアだ」というお話では、その具体例に思わず笑ってしまったとともに、確かにと納得した。

熱心な読書家ではないけど、これまでにいろいろな本を読んできて思うのは、すでに知っている・聞いたことがあるけど、いつの間にか忘れていて「そうだ、そうだ、やっぱりこういうことが大事なんだな」というように再確認することが多いということ。そんな中で、ちきりんさんが発信するものは、目から鱗な視点ばかり。そんな見方があったのかと、自分では気づけなかったけど言われてみたら確かにそうだという気づきがたくさんあります。

どちらが良い悪いというお話ではないです。

そして、ちきりんさんも旅がお好きなようで、さまざまな国や国内の地域を訪れていますが、旅中ももちろんいろんなことを考えています。それに感化されて、自分が旅するときも、ただ楽しむだけではなく、まずは意識しなかったらスルーしがちな物事を気に留めることからはじめようと。そして、その土地での体験を通して自分なりに考えて、学びや気づきを得ていこうと今まで以上に思うようになりました。

そうしたら、自分なりに思うことが増えてきて、インスタで写真をアップして簡単にキャプションを付けるだけでは足りなくなってしまったから、このブログを始めたというのも一理あります。

『自分の意見で生きていこう』に書かれている「意見(正解のないもの)には、正しいも間違いもない」ということを胸に、無駄に恐れずこれからもアウトプットしていきたいなと思います。

頭の中がごちゃついたときの対処法

前回のブログでは、自分の気持ちを書き出すことでスッキリできたと書きました。でもこの「書き出す方法」は他のことにも使えます。

たとえば、「あーやることがいっぱいある」「毎日いそがしい」「不安なことがいっぱいあって気持ちが沈む」など、「~がいっぱいある」「いそがしい」と思ったときは、一旦自分のすべきことを紙に書き出してみることをおすすめします。

とりあえず今やるべきことは何なのかを書き出してみると、案外そんなにやること多くないじゃんって思うことがあります。

仕事の依頼メールが複数くると、「あー忙しい」と思いがちですが、書き出してみると、一つひとつの仕事量がそんなに多くなかったり、そんなに頭を抱えることではなかったりと、やるべきことや頭の中が整理されて全貌が見えてきます。

もちろん、本当にいっぱいやることがあるという人もいると思いますが、そういう場合は今日やるべきことを書き出してみましょう。

1日にできることは限られるため、優先順位も明確になりますし、タスクが多すぎるから別の人にお願いしようとか、これは断ろうといった具合に整理することができます。

そして、やるべきことを書き出したら、タスクが1つ終わるごとにチェックを入れたり、取り消し線を引いたりすることで、達成感も感じられます。

心配ごとや不安に思っていることがいっぱいあるという場合は、自分が心配・不安に思っていることを書き出します。次に、その心配ごとを解消または軽減するために、今できることを書き出します。自分が無理なくできる小さなことで大丈夫です。そして、それで解消できない場合は、その次にできることを書き出します。これを繰り返していくと、今抱えている心配ごとへの自分なりの対処法が見えてきます。すると、気持ちもラクになります。

心配、恐怖、不安といった感情は、全貌が見えないものや内容を把握できていないことに対して起こることも多いと思います。少しでも不安に感じていることについて知ることができれば、安心感が生まれます。

この「書き出す方法」は、すでに多くの本などで推奨されているので、もう知っているという方もたくさんいるでしょうが、私自身本当に効果的だと感じるので、まだ実践したことがない人がいたら、ぜひ試してみてほしいです。

個人的には、スマホとかではなく紙に書き出す方がより効果を感じる気がします。

気持ちを書き出したらスッキリしたのか、航空券買っちゃった

昨日のブログで自分の心の変化を分析しながら、不安感についてつらつらと書き出したら気持ちがスッキリしたのか、アルゼンチンへの航空券買っちゃいました(笑)

かなりお得な航空券を発見できたことも大きかった!格安航空券については、参考になるかわからないですが、また別のブログで書きたいなと思います。

ということで、次の旅が決まりました!

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出発は11月なので、これからいろいろ調べて、準備していきたいと思います。まだまだ先と思っていても、きっとあっという間なんだろうな。今からとてもワクワクドキドキです。

アルゼンチンは現在、ハイパーインフレやら、けっこう過激なミレイ首相やらで、不安定な感じが続いてるっぽい。安全第一で楽しんできたいと思います。

去年、メキシコへ行ったときは友達と一緒でしたが、今回はひとり旅!一層気を引き締めてまいります。

中国に続いて、またトリッキーな国を選んじゃいました(笑)

とりあえず現時点でアルゼンチンでやりたいことは、、

・美味しいお肉を食べる

アサイーボウルを食べる(さっそくアルゼンチンじゃないやろ感)

ブエノスアイレスの市内観光をする

・チョリパンを食べる

・ピザを食べる

イグアスの滝を見に行く

・氷河を見に行く

・フィッツロイ山を拝みに行く

という感じ。とりあえず自然です。

期間は約2週間。なんと片道だけで総移動時間35時間超え!!

去年のメキシコで23時間くらいかかったかなぁ?それでもかなり遠かったけど、また最長移動時間が更新されます。

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世界を旅している人のSNS投稿などを見ていると、みなさん果敢にさまざまな国を訪れていて、旅欲がかき立てられます。行きたいときに行けること、やりたいときにやれることに感謝して、今を楽しみましょう!

 

年齢とコロナによって生まれたひとり旅への不安感

海外には一人で行くことが多いのですが、前回の旅行で気持ちの変化を感じました。行き先がネット規制など、さまざまな制限がある中国・上海という場所だったからかなと思いましたが、もしかしたら違うかも。

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思い返せば、コロナ終息後のひとり旅から、自分の中でおおむね行くと決めている旅行も、なんとなく一度誰か(母とか姉とか)に言って肯定してもらってから決めたいと思うようになったんです。

旅先を決めて航空券もチェックして、あとは予約するだけなのになかなか購入に踏め込めない。むしろ、その国で起こった事件のニュースなどを見て、今行くのは危険なんじゃないかとか、マイナス面を探しているような感じすらある。でも、行きたい気持ちはあるんです。

これって何なんだと考えてみて行きついたのが、まず人間の本能的にそういう風になっているのかもしれないということ。

たとえば、今いる環境が快適な場合、違う場所に行くことに興味はあるのに、本能的に今より危険な場所に行くべきではない、できる限り不安要素を排除したほうがいいという気持ちに無意識レベルでなっているのかもしれない(私の場合、旅行に行くときは基本1週間以上行くので余計にそうなっているのかも)。

年齢を重ねるごとに、いろんなことに対してより慎重に行動するようになっていると感じますが、それは今までの経験や日に日に得る情報量の多さによるものも大きく関係していると思います。

私が初めて海外へ行ったのは、17歳のとき。高校2年生の夏休みにLAで2週間語学留学をしました。初めての海外、しかも一人だったのに不安や恐怖よりもワクワクが勝っていたのを覚えています。

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そして、その2年後にまた今度は長期で語学留学をしにLAに行きました。当時19歳。LAに着いたとき、ワクワクよりも不安な気持ちが強かったのを覚えています(不安な気持ちは最初だけでしたが)。

もちろん、そのときの気分もあると思いますが、この心の変化に驚きました。

それから、今に至るまで22か国を訪れたので、不安を感じつつも結局はワクワクのほうが勝っていたんでしょう。

そして、コロナによって海外に行けない期間が2年半あり、これが大きかったように感じます。ひとり旅に対して不安を感じるようになったんです。

以前は東京に住んでいましたが、コロナを機に地元に戻りました。一人暮らしをしていますが、姉の家も近く、実家も遠くないので、頻繁に会うようになり、家族との交流がより密になった。知らぬ間に、これが安心感につながり、この環境に慣れてしまったのかもしれない。

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前回の中国・上海とベトナム南部の旅行では心細さを感じました。

そんなことから、年齢とコロナによって、ひとり旅への不安が少し増したのかもしれないと思ったんです。とはいえ、今もひとり旅が好きですし、旅行も好きなので、今後も続けて行くと思います。

一人でいても、近くに頼れる人がいる安心感って自分の中でとても大きかったんだなということに気づかされました。

そして、この気持ちの変化からも、行きたい場所があるなら、 (お金や時間、健康に加えて、気持ちの面でも)行けるときに行ったほうがいいと思いました。年配の方でも、アクティブに海外旅行を楽しんでいらっしゃる方はたくさんいるので、気持ちの変化は人それぞれです。

だからこそ自分の心の変化をしっかり認識して、今の気持ちを尊重していきたいなと思います。

ベトナムのフーコック島に行ってみた

先月(5月中旬)に3泊4日でベトナムフーコック島に行ってきました。

フーコック島は、ホーチミンから飛行機で約1時間のリゾート地。

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ベトナム南部は5月くらいから雨季と言われていましたが、まぁ大丈夫でしょと軽い気持ちで行ったら大丈夫でした(笑)

ちなみにホーチミンは、3泊4日の滞在中ほぼ毎日午後2時~5時近くまで豪雨でした(笑)

なので、短い日程で旅行に行く場合は、やはり雨季は避けた方がよさそう。豪雨に加えて、猛暑だったので、このダブルパンチは結構キツかった。

でも、うれしいことにフーコック島は少し雨が降った日もありましたが、ほとんどお天気に恵まれました。

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フーコック島の中心部に着いてまず驚いたのが、韓国人旅行者の数!ほんと韓国人ばっかりでした。それに伴って、お店などの表記も必ずと言っていいほど、韓国語表記がありました。2年前に訪れたダナンにも韓国人は多かったけど、フーコック島はそれ以上。

フーコック島=韓国人御用達のリゾート地という印象。

そして、これは完全に個人的感想ですが、フーコック島は「駐在でホーチミンに住んでいる子連れのファミリーが週末の連休などに遊びに行く場所」にちょうどいいリゾート地というイメージ。

きれいな海でマリンスポーツもできて、ウォーターパークもあるので。

島の中心部は、東南アジアでよく見られるリゾート地の街並みという感じ。

フルーツも安くて、マンゴーがこれ↓で150円くらい。カットしてないそのままのマンゴーだと半額くらいでした。味も美味しかった!

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ホテルはココ↓に泊まりました。スーペリアガーデンビューダブルルームで朝食付き1泊5,000円くらい。

ヴィダ ロカ リゾート & サンセット ビーチを宿泊予約-フーコック島 | Trip.com

こじんまりしてて、サンセット時間もプールがすいててよかった。

ビーチ前のチェアも自由に座ってよかったし(1枚目の写真)。子連れのファミリーもいたけど、比較的静かでのんびりな感じ。

写真だとプールの水が濁ってるように見えるけど、ちゃんと透明でした(笑)

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そして、フーコック島の最大の目玉ともいえる世界最長のケーブルカー。ギネスにも登録されてるみたい。

乗り場は、Grabタクシーを使って中心部から30分くらい南下したところにあります。

乗り場付近のエリアはゴーストタウンと化してました。これからどんどん店舗が入って開発されるのか、このままなのか。。でも、ここに店舗がいろいろ入って活気づいたら、リゾート地としてもっと人気出そう。特にファミリー層に。

これ↓ほぼ全部空っぽ。

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ケーブルカーに乗った先にはウォーターパークがあり、ケーブルカーのチケット+ウォーターパークの入場券で4,000円弱くらいでした。

フーコック島に行ったら、このケーブルカーはぜひ乗っていただきたい。ちょっと怖いけど絶景が楽しめます。

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私はひとり旅だったので、ウォーターパークに興味はなく、ウォーターパークの敷地内?近く?にあるビーチでのんびりしたいなと思ってましたが、あいにく工事中で行けなかった。なので、酷暑だったこともあり、ケーブルカーですぐに引き返しました(笑)

帰りのケーブルカーは私ひとりで貸切でした。

今回グルメ情報は乏しいですが、フーコック島で食べて美味しかったベトナム料理はこの2つかな。

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Pho Xao Hai San(フォーを海鮮と炒めたやつ)

お店:Phở bò Nam Định

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フーコックの名物らしいGoi Ca Trich(生のニシン(酢漬けかな?)が入ったサラダ。ライスペーパーで包んで食べます)

お店は忘れちゃいました。でも結構いろんなお店で食べれるっぽいです。

生臭くないか心配だったけど、においはなくて美味しかったです。ただ一人には多すぎた。。店員さんにも多いと言われたけど、せっかく来たしと思って。

あとは、ドリンクですが定番のココナッツコーヒー。

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お店:The Cloud

クーラーきいてて、ココナッツコーヒーも美味しくてこのお店おすすめ。

ほかにもお店行ったけど、おすすめはこれくらいかなー。

あ、あとOCSENというビーチバーでレベル高めなファイヤーショーもやってました。

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(肝心のパフォーマンスの写真がない。。)

 

結論

初めてベトナムへ旅行に行くなら、南部(ホーチミンフーコック島)よりも北部(ハノイ、ダナン、ホイアン)が個人的にはおすすめかなー。

もちろん、ホーチミンももっと素敵なところがいっぱいあると思うし、フーコック島もこじんまりしていて海もきれいで、ゆったり過ごすにはいい場所だと思うけど、短期間でギュっと楽しむなら北部かなーと思いました。

まず個人的にダナンの雰囲気が好き。あとダナンから車に乗って1時間くらいでホイアンも行けるのも良き。あと、北部のほうが美味しいものに出会えたというのも大きいかも。

また、2年前に訪れた北部についても書きたいなと思います。